>せきしろ, 又吉直樹

> カキフライが無いなら来なかった まさかジープで来るとは 耳を澄ませて後悔する 空想の中でも妥協する 「ねぎし」って手もある 隣に旅人が住んでいて今は居る 急行が徐行している 何かを成し遂げた顔で始発を待っている 行けたら行くで来た例しがない 拝啓の次が書けず朝 バイト先で二番目に面白いらしい 蚊に刺されるために生きたような日だ 醤油差しを倒すまでは幸せだった このままでは可決されてしまう ACミラン対ローソンみたいな草サッカー 弱火にしたいのに消えた